NBA史上最高のプレイヤーとも言われるのが、現在ロサンゼルス・レイカーズに所属するレブロン・ジェームズ選手です。マイケル・ジョーダンとも並び称される選手で、「キング・ジェームズ」とも呼ばれています。NBAの最年少記録や最多記録をいくつも塗り替えており、NBAチャンピオンやMVPに何度も輝きました。
レブロン・ジェームズは、NBA史上唯一、「30K-10K-10Kクラブ」という記録に到達した選手でもあります。「30K-10K-10Kクラブ」とは、30,000得点、10,000リバウンド、10,000アシストを達成したという意味で、どれかひとつの記録を持つ人は何人かいるものの、すべて成し遂げたのは彼だけです。
才能に溢れた選手ですが、努力を続けている人でもあります。前述の記録も今なお更新中で、今後どこまで伸びていくのか、世界中のバスケファンが見守っています。なお、世界的には、サッカー選手のクリスチアーノ・ロナウドに継ぐ知名度を持つスポーツ選手と言われており、年俸は70億円を超えているそうです。
名言【日本語&英語】
・People will hate you, rate you, shake you, and break you. But how strong you stand is what makes you.
(人に嫌われて、評価されて、揺さぶられて、壊されることもある。しかし、そこからどれだけ強く立ち上がるかによって、あなたは作られていく。)
・Nothing is given. Everything is earned.
(与えられたものは何もない。すべては手に入れる。)
・Dream as if you’ll live forever. Live as if you’ll die today.
(永遠に生きるように夢を見て、今日死ぬかように生きる。)
歴代最高の選手と言われるレブロン・ジェームズの言葉は、今を生きることの大切さや、挫折から立ち上がることの意味を教えてくれます。持って生まれた才能におごることなく、努力ですべてを勝ち取ってきたという自信も伺えます。詩的でかっこいい英語の文章です。
ラッセル・ウェストブルック選手の心に響く名言
生年月日(年齢) | 1988年11月12日(33歳) |
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出身 | カリフォルニア州ロングビーチ |
身長/体重 | 191cm/91kg |
ポジション | PG |
成績 | NBAシーズンMVP(2017)、NBAオールスター(2011-2013,2015-2020)、NBAオールスターゲームMVP(2015,2016)など |
現在ロサンゼルス・レイカーズで活躍するラッセル・ウェストブルック選手は、シーズン平均で「トリプル・ダブル」という記録を4回達成したことで知られています。トリプル・ダブルとは、得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックショットの5項目のうち、3つの項目で2桁を記録すること。総合的に高い能力を持っていないと達成できない記録です。
トリプル・ダブルを1つの試合で達成する人はたびたび現れますが、シーズン平均でこれを成し遂げるのはとても難しく、NBAの歴史のなかでもラッセル・ウェストブルックを含め2人しか達成していません。また、ラッセル・ウェストブルックは、1試合中に3つの項目で20以上を記録する「ダブル・トリプル・ダブル」も達成しています。
名言【日本語&英語】
・Why not?
(なぜやらないんだ?)
・自分を抑える必要はない。自分がやりたいって思っていて、やろうとしていたら、できないなんて言ってはダメだよ。
・俺は絶対に疲れない。何故ならそう決めたから。
一番上の英語は、ラッセル・ウェストブルックが座右の銘としている言葉です。自らを信じ、まずやるべきことをやるという意味とのこと。トリプル・ダブルを達成できたのも、その精神に基づいて行動してきたおかげと語っています。ラッセル・ウェストブルックの言葉には、自分の道を自分の力で切り拓いてきたという自信がこもっていますね。
ケビン・デュラント選手の心に響く名言
生年月日(年齢) | 1988年9月29日(33歳) |
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出身 | ワシントンD.C. |
身長/体重 | 208cm/107kg |
ポジション | SF、PF |
成績 | NBAファイナルMVP(2017,2018)、NBAシーズンMVP (2014)、NBAオールスター (2010-2019,2021,2022)など |
NBA史上最高の得点力を持つと言われているのが、ケビン・デュラント選手です。長身と強いフィジカルを活かした鮮やかなシュートが魅力で、現役選手のなかでは最多となる4度の得点王を獲得しています。また、得点王に関しては、「5年間で4度の得点王」という記録も持っています。これはNBA史上、マイケル・ジョーダンと彼しか達成していない記録です。
ケビン・デュラントは、幼い頃から地元のチームで活躍していました。大学に1年間通ったあとNBAドラフトにエントリーし、シアトル・スーパーソニックスに入ります。しかし、当時はベンチプレスや垂直跳びの記録が他選手より低かったため、前評判通りの活躍ができるのか、心配する声もありました。
シーズンが始まると同時に公式戦デビューを飾り、得点を重ねてチームに貢献したものの、パスやリバウンドなどの面では課題も山積みでした。しかし、シーズンを重ねるごとに問題は解消されていき、NBAの中心選手に成長していきます。アメリカ代表として2020東京オリンピックにも出場し、金メダルに貢献しました。
名言【日本語&英語】
・With everything I do, I just try to be myself.
(僕がやることすべてにおいて、自分自身であろうとしているだけだ。)
・一生懸命努力すれば才能を超えることができる。努力を怠れば才能を発揮できない。
・人生において、人から与えられたものは何もなかった。いつも自分で取りに行かなくてはいけない。
幼い頃から活躍していたケビン・デュラントですが、努力せずに一流選手になったわけではありません。プロに入る前も、入ってからも、さまざまな壁がありましたが、常に自分らしく、努力で乗り越えてきました。NBA選手になってからも努力と成長を続けているケビン・デュラントらしい、自分を鼓舞する言葉が並んでいます。
ジェームズ・ハーデン選手の心に響く名言
生年月日(年齢) | 1989年8月26日(32歳) |
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出身 | カリフォルニア州ロサンゼルス |
身長/体重 | 196cm/100kg |
ポジション | SG、PG |
成績 | NBAシーズンMVP(2018)、NBAオールスター(2013-2022)、オールNBAファーストチーム (2014,2015,2017-2020)など |
強靭なフィジカルと、長いヒゲが特徴的なのがジェームズ・ハーデン選手です。NBAの歴代選手のなかでもトップクラスのSG(シューティングガード)と言われており、恵まれた体格を活かして多種多様な攻撃を繰り広げます。ゲームを作るPGを務めることもできるため、SGとPGを兼任する「コンボガード」として活躍する名選手です。
得点力が高いのが最大の魅力ですが、パス回しもうまく、所属するチームでは常にオフェンスの中心選手として存在感を発揮しています。2013年からずっとNBAオールスターに選ばれ続けるなど、その力と人気は衰えることを知りません。ちなみに、人柄も良いと評判で、ハリケーンで被災した地域に100万ドルの寄付を贈ったこともあります。